Genzler

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ベースの持ち味を生かしつつ、それでいてスピード感あるGENZLERサウンドを鳴らしてくれる

このベースアンプを試奏した感想をお伝えする前に、PINKY DOODLE POODLE(以下PDP)が好きな音やベースアンプに求める音質についてのお話をしたいと思います。 YURIA 、GEORGE共に、クラシックロックやブルースなど60~70年代の音楽が好きな事もあり、機材に求める音の傾向も「クリアで抜けの良いリッチな音」になってゆき、気付けばギターやベース、アンプなどもいわゆるヴィンテージと言われる年代のものばかりになりました。

現在Vo&BのYURIAはGibsonのEB-3を弾いています。EB-3といえばその独特の音質が持ち味ではありますが、しばらくは音作りに苦労をしており実はPDPとして最初に入手したのは、FenderのMustang Bassでした。
音質を気に入って入手した個体は極太ネックだったこともあり、ショートスケールとは思えない位の張りの良い音で鳴らすアンプも選ばす、音作りに苦労した記憶はほとんどありませんでした。しかし手の小さいYURIAにとっては、この極太ネックのためになかなか思うように弾くことが出来ず、もう少し本人が弾きやすい個体をと探していた時に現在使用してる古いEB-3に出会い、音質と弾きやすさの両方を気に入って入手しました。
元々ギターも弾くYURIAは、GibsonのSGを弾いていたこともあり、とってもしっくり来たのです。

好みの音であるEB-3ですが、ライブハウスやリハーサルスタジオに備え付けのアンプ(中でも口径の小さいスピーカー[10インチ])では、なかなか本領を発揮することが出来ずに試行錯誤の日々が続きましたが、最終的にはアンプにMarshallのSuperBass、キャビにはMarshallの18インチ一発という組み合わせで落ち着いてます。
こんな感じの拘りと、少しクセのあるベースをもって、今回このGENZLERベースアンプを試奏させていただきました!

まず最初に実感したのは、サイズのコンパクト感です。3段積みという本格的な構成であるにもかかわらず、スタジオ内に運び入れる時も比較的楽に移動することができました。真空管アンプではないのでヘッドが軽いのはともかく、キャビも軽い!
いつもマイアンプで鳴らすために、自力での搬入搬出で必要以上に体力を消耗しないということは、とてもありがたいことです。
セッティングを終え、どんな音がするのかワクワクしながらの、いざスイッチON!
この可愛らしいサイズ感の見かけからは、まったく想像してなかった、クリアで張りがあり抜けの良い音がそこにはありました!

正直とても驚きました。通常このサイズのスピーカー口径ではEB-3の低音を再生しきれないことが多々有るのですが、このGENZLERはそこも心地よくしっかりどっしり鳴らしてくれていました。
低音から高音まで、バランスも分離もよく、また反応スピードもよく、弾いていてとても気持ちいい!
EB-3だけでなく、Mustangも持参して弾き比べてみましたが、それぞれのベースの持ち味を生かしつつ、それでいてスピード感あるGENZLERサウンドを鳴らしてくれました。
多くの方が使っているジャズベース、プレシジョンベース、その他機種、5弦や6弦等の多弦ベース、パッシブ、アクティブ、それぞれの音を忠実に引き出してくれるだろうと容易に想像できました。

アンプのツマミなどもわかり易く、クリーンと歪みチャンネルの2chあるので、歪みのコンパクトエフェクター等を使わなくても、チャンネル切り替えで多彩な音作りが可能だと思いますし、CONTOURを駆使すれば(PDPはピック弾きですが)指弾き、チョッパー、タッピングなど各種奏法や、様々な音楽性にも対応可能で、オールマイティーさを持ち合わせていると思います。
またCURVEスイッチを切り替えることにより大雑把ではありますが、CURVE A使用で今っぽい音、CURVE B使用でヴィンテージによったサウンドが作れると思います。

そしてキャビですが、BA12-3とMG-112Tの組み合わせで使った場合、それぞれを上下どちらに積むかで、かなり聞こえ方が変わってきます。
自分のモニター状況や会場によって使い分けできますし、ロック系の方でしたらMG-212Tを組み合わせる事によって迫力あるサウンドが得られると思います。
PDP的には、BA12-3とMG-212Tの組み合わせがお薦めです!

基本的には、ヘッドとキャビを合わせて使用するのが最適ですが、ヘッドだけをカバンに入れてライブへ!というのもいいかもしれません。そしてライブ会場等で他社のキャビと組み合わせる時にも、CONTOURの威力が発揮されるように思います。

PDP的に最近は、古い機材にばかり目がいってしまい、新しい機材のチェックをあまりしていなかったのですが、こういったアンプもあるのだと知って、とても嬉しくなりました。

PINKY DOODLE POODLE

Profile
PINKY DOODLE POODLE is high energy rock band from Japan.
Gu&Ba&Cho&Songwriting, arrangement : GEORGE
Vo&Gu/Ba&Lyricwriting : YURIA,
and additional drummer.
WEBSITE
pinkydoodlepoodle.com